こんにちは、私の名前はアナスです。
今から日本の伝統的なお祭りについて話したいと思います。
日本には「だんじり」というお祭りがあります。大阪などの関西で毎年夏に行われます。
その祭りの目的は五穀豊穣です。その祭りはその地域に住んでいる人たちが「だんじり」を作ったり、「だんじり」を引いたりして、大人から子供まで参加します。
そのお祭りでは「だんじり」という木製の車をそれを作ったチームが町中を引いてまわります。そして、その美しさや団結の強さを競います。「だんじり」の中には10〜20人のひとがいて、その「だんじり」を500〜1,000人の人たちが走って引きます。
しかし、大阪に住んでいる友人がこのお祭りには否定的な側面もあると教えてくれました。それを紹介したいと思います。
1.この祭りは決して安全ではないということ。けが人が多く、死ぬ人も出てしまうことがあります。
2. 祭りの際に若いにも関わらず、子供達がお酒や薬物に手を出してしまうことがあるということ。
3. その地域の子どもたちは全員参加しないといけなくて、参加したくないといった人たちはそのチームの中の人たちからいじめられたりする。
私が友達になぜ日本はそのような危ないだんじりという祭りを続けているのかという質問をすると、彼は私に以下のようなことを教えてくれました。
1. その「だんじり」を見るためにたくさんの観光客が来るから、その地域に経済的な効果があるということ。
2. 参加している人たちは「だんじり」をやらなければならないことというふうに考えているからで、文化だと考えているということ。
3. 命が危険だとわかっていても、「だんじり」の素晴らしさにほこりを持っているということ。
私は子どもたちが強制されないで安全に「だんじり」に参加できるように願うばかりです。
筆者:アナス・マハムード・アリー
国:ヨルダン
私の故郷のとなりのまちにも有名なだんじり祭りがあります。
ReplyDelete祭りの間は学校も休みになりますし、大学や仕事のために東京などに行っている人も帰ってきます。
たしかに、危ないかもしれませんが、彼らにとってはなくてはならないものなんだと思います。