イスラム歴と西歴は数え方がちがうんです。まず、イスラム歴の1年は365日じゃありません。日にちの数は、毎年かわります。西歴のカレンダーは1か月30日か31日で、毎年かわりませんが、イスラム歴のカレンダーは月の動き方で決めるので、1か月は29日か30日になります。例えば、西歴は毎年10月は31日ありますが、イスラムの10月の日にちは毎年かわります。
また、私たちにはラマダンのしゅうかんがありますが、イスラムのラマダンの月(断食の月)は毎年、前年と比べて10日ぐらい早くなります。ラマダンの月が夏になったら、昼間が長いので、断食する時間も長くなって、いのる時間も早くなります。ですから、断食といのりは難しく感じるかもしれません。それに対し、ラマダンの月が冬だったら、昼間が短いので、いのりもだんじきもしやすくなります。
では、どうやって月の動き方から1か月の日にちを決めますか。少し話しましょう。
29日になったとき、イスラム教の国々は月を見て、三日月の細いかたちが見えたら、次の日を翌月の1日にします。三日月が見えなかったら、次の日を30日にします。そして、30日の次の日を1日にします。
以上がイスラム歴の数え方です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
筆者 : モハッメド
国 : モロッコ
イスラム歴のこと、よく知らなかったので、とても勉強になりました。
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